玉川釉薬の試験室で行われる色素配合

営業が得意先へ納めるサンプルを作る際に、色の探りをする試験釉薬を製造するのが試験室チーム。

その他にも、営業が釉薬の吹付けをするタイルの生素地を並べたり、荷口となった釉薬に混ぜ込む鉄粉を量ったりと、その仕事内容は様々です。

何百種類にもなる色素、鉄粉、原料を扱い、営業部のスピードについていくため、黙々と仕事をこなします。ひとつのサンプルを提出するために何度もテストを繰り返す営業にとって、試験室チームはいわば縁の下の力持ち的な存在。

0.01gの色素の配合量の違いでテクスチャーが変わる釉薬の性質上、常にキープし続ける高い集中力と、休憩中のマシンガントークは他社に決して負けない、そんな試験室チームです。

試験室の仕事について、責任者はこう話します。

『やりがい、というおおげさなものはないんです。私たちの仕事は、自分が個人として何か達成できてうれしい、というものではなく、営業の人たちがスムーズに仕事ができるための全力サポートです。そのために、ただただ確実な仕事を日々こなしてゆくだけです。段取りがうまくいって、営業さんが予定通り仕事ができた日は、本当にほっとします。営業さんが求めるスピードについていき、確実な試験釉薬を作る。それが私たちの全てです。』

試験室は営業が考えた調合の試験ノートを見ながら、いつもその向こうに会社の全体を見ている、そんな場所なのです。