玉川釉薬の営業による釉薬の開発

得意先から依頼されたタイルを再現する、職人的カラーの強い営業部。タイルの色、手触り、風合いなど、視覚情報だけをたよりに的確に再現するため、毎日膨大な量の試験を繰り返しています。

先方の提示するサンプルにいかに似せて作るかはもちろんのこと、指定された納期、求められる価格帯、全てに応えられるよう、日々奮闘しています。また、色・テクスチャーが共に飽和状態かのように思われるこの市場に、新しい驚きを与えられるような新商品の提案を、と常に新色開発への取り組みも続いています。

≪ 巨大ビルディングや住宅を彩る外壁の出発点はここから。

入社5年目になる営業はこう話します。

『何もないところから調合を考え、試験を何度も繰り返し、本当に骨の折れる仕事です。でも、最初はただの粉でしかないものが、自分の頭の中で描いた通りのものとなって焼きあがった時は本当にうれしい。釉薬は、焼いてみるまでどんな色になるか分からないものだからこそ、焼きあがったタイルが自分の想像していたものとぴったり合っていた時の喜びはひとしおです。いつも厳しい納期の中で、先方の営業さんと一緒になって試行錯誤し、お互いに納得できるものが完成した時は本当に充実感でいっぱいになります。』

想像を創造する力。パソコンのクリックひとつでなんでもできる時代において、私たちの仕事は非常にアナログだといえると思います。でも、それこそが釉薬作りの面白さなのかもしれません。